コアジサシ営巣地
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コアジサシ営巣地とは、コアザサシが巣をつくり繁殖する場所。コアジサシは日本で唯一繁殖するアジサシの仲間で、アフリカからオーストラリアにかけての沿岸部で越冬し、日本には夏鳥として渡ってくる。環境省のレッドリストで絶滅危ぐⅠ類に指定されている。
夏井川河口は太平洋側で最北の営巣地で、2006年はひなの巣立ち数が全国で3番目に多い33羽を記録した。
日本野鳥の会いわき支部によると、かつてコアジサシが乱舞していたものの姿が消え1998年、11年ぶりに再飛来した。これを契機に保護活動がスタートした。釣り人などが近づいて繁殖を脅かすことから、2004年から繁殖期間の5月から10月にかけて県立自然公園条例に基づき、営巣地の立ち入りが禁止されている。
同会では毎年、繁殖時期を前に営巣地をロープで囲むほか、看板で立ち入り禁止を呼び掛けている。またコアジサシを呼び寄せる鳥型模型やひなが隠れる塩ビパイプのシェルターを設置。望遠鏡などで繁殖を見守っている。